フランス国立ポンビドーセンター (教育カリキュラム)ポリス・ティソット氏ワークショップ
2001年7月23日フランス国立ポンピドゥーセンターから、ボリス・ティソットさんが来日して、クッキーアートのワークショップが行われました。
崩れやすく、食べることのできるクッキーで作品をつくる。おいしそうで楽しげな活動には深いコンセプトがありました。作ったものはいつか必ず、崩れ壊れる時が来るということです。愛着を持ち、こだわってつくりあげても、崩れたり、腐ったりしていく。そのようなティソット氏のコンセプトのもとに展開したワークショップは在園児の年長を対象としたワークショップと卒園児の小学生を対象にしたワークショップと2回行われました。
粉と卵とバターと砂糖・・・材料を混ぜ合わせるところから、始まって、1人25㎝×40㎝ほどの生き物のかたちのクッキーを作りました。魚やうさぎ、恐竜など、クッキー生地に目が入ると命が吹き込まれるように生き生きとして、素敵な作品がいくつもできました。
焼き上がったクッキーを、壊れないように大事そうにさわったり、おいしそうだと匂いを楽しんだり、食べようか食べまいか・・・家でカビが生えるギリギリまでとっておく子どももいたようです。
http://www.centrepompidou.fr/
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