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TADASHI KAWAMATA WORKSHOP IN IBI-KINDERGARTEN 2002
  シンポジウム
 テーマ 子どもの“はっけんとぼうけん”の生活を求めて
 「子ども(幼児)がおとなと共に活動することについて」
シンポジスト
 青木正弘(豊田市美術館主任学芸員)
 川俣正(美術家/東京芸術大学美術学部先端芸術表現科教授)
 宮崎清孝(認知心理学・教授学習過程論/早稲田大学人間科学部助教授)
 茂呂雄二(言語心理学/筑波大学心理学系助教授) ◆プログラム
1. 園長挨拶
2. シンポジウム
 1. シンポジスト紹介
 2. 22日から28日の活動と経緯
 3. 各シンポジストへの質問
  青木氏:川俣氏の仕事についての紹介
      川俣氏のワークショップが幼稚園という現場で行われている
      ことについて
  茂呂氏:幼稚園での川俣ワークショップに関心を持った理由について
  宮崎氏:小学校の美術教育と関わってきた立場から、本園のワーク
      ショップに参加して、違いがあればそれについて
  川俣氏:なぜ幼稚園という現場でのワークショップを引き受けたのか
      幼稚園でワークショップを行なって何を感じているのか
4. フリートーク
5. 会場からの意見・感想 川俣 正氏によるワークショップは、6日間続けて行われました。まず、参加する子ども達と大人達が席を共にできる、テーブルと椅子から始まり子どもと大人が“オンザテーブル”するところからスタートしたのです。
 子どもと大人と最初の打ち合わせで共有したことは、秘密基地をつくること。イメージは宮崎駿による「千と千尋の神隠し」のトンネルをくぐって、橋を渡って、湯屋があるという展開。さっそく、トンネルをくぐり橋を渡るとある基地について子ども達のイメージを芸大の方達が絵に表してくださる作業がはじまり、それがやがて模型作りになり、実際の基地作りには保護者のボランティアの方も加わっていきました。最後は出来上がった基地の中に吹く風を感じ、出来上がったトンネルをくぐって、子ども達は帰っていきました。
木の匂いに包まれた、充実した一週間でした。
また、このワークショップは、豊田市美術館の青木氏の紹介によって実現しました。
この事業は、学校ブランド化推進事業として岐阜県からの補助金によって行われました。




 

Hakken to Boken展


  

   
   
   

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