2016年度
Hakken to Boken project

NARUMI KATSURAGAWA WORKSHOP
IN IBI-YOUCHIEN 2016
テーマ:まち・みち

桂川成美— fade away・2014・72×91cm・水性木版 
桂川成美— a tilt・2010・84×127cm・水性木版
※作者—タイトル・制作年・サイズ(イメージ)・技法

桂川成美ワ-クショップin揖斐幼稚園シンポジウム

  1. 場所
    揖斐幼稚園Art&scienceスタジオ
  2. ワークショップ日程
    平成28年8月5日(金)午後2:00~4:00
  3. テ-マ
    「子どもとアート~イメージをつくるプロセス~」
  4. 司会
    佐木 彩水(揖斐幼稚園)
  5. シンポジスト
    桂川 成美(版画家)、刑部 育子(お茶の水女子大学)、斉藤 亜矢(京都造形芸術大学)、野口 紗生(明治大学)、東村 知子(京都教育大学)
  6. 経緯説明
    佐木 玲水(揖斐幼稚園)

見上げるような存在感。白黒の画面に広がるのは黄金に輝く幻の「ほし鹿」の森、平安京にどっしりとかまえる羅城門、世界最古で最大のチェコのプラハ城。桂川氏と子ども達で生み出した画面は、魔法使いや鬼が登場し、森に住む動物たちの足跡があり、平面の向こうに入っていけそうな奥行きと世界を感じさせてくれます。
初めて展示された画面を見たときの子ども達の満足そうに眺める表情、これが今回の全てを語ってくれています。自分の作品として完成度を求めるアーティストの真剣さと、子どもの遊びの世界、両者がともにあってこその充実感。他者とともに作り飛翔する手応えを大人も子どもも感じた夏のひと時でした。
そして、ワークショップ後も子ども達の部屋に飾られ続けた画面は、作品という名目を越えて、子ども達の生きる遊びの世界の一部になり続けました。

中日新聞 2016/08/05 (金) 朝刊より
岐阜新聞 2016/08/06 (土) 朝刊より

Hakken to Boken展

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