おそるおそる出てくる柔らかな芽の愛らしさとたくましさは
そのまま子どもたちの新学期の顔。
新しいクラス、新しい謎。
「はっけんとぼうけん」の旅はいつも
期待と不安が入りまじった「なぜ?」から始まる。
水しぶき、揺れる木陰、夜の幼稚園。
木の洞に妖精はいるのか?
夏の夕方、葉陰の暗がりに、蜂の羽音を聞きながら、
何かに出会う瞬間を待つ
子どもの横顔の真剣味。
栗にドングリ、ころころすとん。
赤い葉、黄色い葉、落ち葉の匂いのなかに見つけるキノコ。
運動会に遠足。友だちと顔を見合わせてがんばる瞬間の訪れ。
幼稚園の実りは、植物だけじゃない。
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